キーボード考 [Mac]
コンピュータを使った初期の頃のキーボードマッピングは
指が覚えているもので。。。
たとえば。
Controlキーは「A」の左隣
BackspaceキーとEnterキー、Spaceキーは大きくあるべし
@はShift+「2」キー
ひらがなの打刻は不要
などなど、、あげれば切りがないほど。
いわゆるUS仕様のSun Microsystems社のキーボードレイアウトです。
その後、WindowsなるOSも使い続けましたが、できうる限り、
キーボードは交換してきました。ノートパソコンを選ぶときも
USキーボードモデルがあるかどうかがまず第一歩という、ちょっと
おかしなポイントから入るのでした(^^;)
そんなわたくしがMacを購入した2ヶ月前も、頭の中は、USキーボード
しかありえません。
JISキーボードのMacなら量販店などで数万円安く買えたとしてもです
Apple Storeで念願のMacBook Pro USキーボード版を購入し、
最初は、ショートカットキーの割り当てに戸惑ったものです。
Windows → Mac
Control+Z → Command+Z:Undo
Control+X → Command+X:Cut
Control+C → Command+C:Copy
Control+V → Command+V:Paste
Alt+~ → Command+Space:IME On/Off
などなど。。
そう、Windows地方とMac地方ではControlキーの役割がやや異なります。
Windows地方のControlキーがだいたいMac地方のCommandキーに相当
するようです。
それでもなかなか、カラダが覚えてくれません
Command+SpaceでIMEの切り替えにはなかなか慣れませんでした(^^;)
(そういえば、むかーし、kinput2のIME切り替えがShift+Spaceでしたっけ。。)
ところが、ここで素晴らしい、Keyアサインの変更ツールを見つけます。
KeyRemap4MacBook
その名の通りで、ソフトウェア的に、キーアサインを変更してくれるツールです。
(OS XはBSDベースなので、どこか探せば、キーアサインのconfigファイルが
あるんでしょうが。。根が無精なので、あるものに頼ります(^^:))
聞くところによれば、JISキーボードの場合、英数キー、かなキーなるものがあって、
それを押せば、日本語・英数の入力切り替えができるらしいじゃないですが。
それと同じ割り当てが可能になります。
USキーボードはこんなぐあい↓ですが。。
Spaceキーの両サイドにCommandキーが配置されています。
これを英数キーとかなキーに割り当ててしまいます。
そうすると、Command+Cなどと押したときに意図せず英数キーが有効に・・
でもそこは賢くて、Commandキー単独で押した場合のみ、
英数キーとして有効になる設定があります。
これで、日本語の入力環境はやや改善されました
そもそも押しにくい場所にあるCommandキーの押下回数が減りました。
さらには、英数キー2度押しでできる、「かな」→「欧文」再変換や
かなキー2度押しでできる、「欧文」→「かな」再変換はかなり便利です
(ちなみに、ATOK2009では「かな」→「欧文」再変換に未対応)
ところが、まだまだCommandキーを使う機会があります。
そう、コピペするときです。
ついつい、USキーボードではCaps Lockがある「A」キーのとなりに
指がのびてしまい、意図せず、Caps Lockが有効になりあたふたする
こともしばしばです。
ずっと、このCaps LockをCommandキーにアサインしたくて仕方が
ありませんでしたが、KeyRemap4MacBookでは未対応でした。
ところがです
身近なところで、発見してしまいました、アサインツールを。
な、な、なんと、システム環境設定→キーボードの中にあるではないですか〜
ただし、「修飾キー」という妙なネーミングの設定の中です。
ここで、Caps LockをCommandキーにアサインできました
そりゃ、KeyRemap4Macbookでは未対応なはずです(^^:)
これで、Caps Lockの呪いから解き放たれました