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まじめにベンチマーク6 Mac ⇔ Linux箱=RAID箱 最後に、やっとRAID箱のHDDを読み書きします♪ [Benchmark]

やっとここまでやってきました(^^;)

って、実はもうだいぶん前に、ベンチマーク自体は終わったいたのですが、
まとめるのが億劫で。。。

今までをおさらいすると、

1.RAID箱(HDD)、Mac(SSD)単体のベンチマークを実施
2.TCP streamによるネットワーク帯域のベンチマークを実施
3.RAID箱(Ram disk)⇔Mac(Ram disk)のベンチマークを実施
  CIFS
  FTP
  AFP

なんでこんな回りくどいことをやっているかといいますと、
どこにボトルネックがあるかを見分けやすくするためにつきます[目]

Ram to Ramの場合の結果は

TCP stream by iperf → 117MB/sec
ftp by proftp → 100MB/sec
afp by netatalk → 67MB/sec
cifs by samba → 50MB/sec

でしたので、Ram diskがHDDに変われば、当然この結果を上回ることが
ないわけです。
ちょっとテンションがさがります

ベンチマークはいつもと同じように10MB、100MBのファイルを実際に転送して、
その時間を計ることで、計算します。

いつもの
$ time cp あっち こっち
です。

今回は、Mac側のみRam diskを用います。
でないと、Mac側のSSDがボトルネックになる可能性があります。

結果としては、まずCIFSの場合

◆Read性能(hadparm -a2048)
No 10MB転送 100MB転送
1 35.0 38.9
2 38.5 39.6
3 34.9 39.6
4 36.5 39.7
5 36.9 39.3
6 39.1 39.0
7 38.4 39.6
8 38.4 38.3
9 38.4 38.0
10 37.6 39.5
平均 37.4 39.2

◆Write性能
No 10MB転送 100MB転送
1 35.1 35.4
2 36.7 37.6
3 35.0 37.5
4 36.8 37.8
5 36.7 38.1
6 33.3 35.4
7 34.4 37.3
8 36.4 37.2
9 37.4 37.1
10 34.0 38.1
平均 35.6 37.2


次にAFPの場合
◆Read性能(hadparm -a2048)

No 10MB転送 100MB転送
1 51.3 56.0
2 43.7 56.5
3 49.1 58.4
4 41.9 58.1
5 45.1 56.4
6 47.2 52.2
7 41.2 45.9
8 48.6 55.8
9 50.1 50.2
10 43.1 43.4
平均 46.1 53.3

◆Write性能
No 10MB転送 100MB転送
1 42.1 50.0
2 47.9 48.5
3 48.4 48.4
4 41.4 46.7
5 27.8 40.7
6 46.1 40.7
7 48.1 35.9
8 45.9 35.3
9 47.0 37.5
10 22.9 26.2
平均 41.8 41.0

となりました。

結果として、
ReadもWriteもAFPはCIFSよりも10%以上高速。
特に、Readの場合は、HDDの読み取りパラメータを
チューニングしていることもあって20%以上の高速
となる結果がでました[ぴかぴか(新しい)]

しかーし[exclamation]
AFPとしても、Read 50MB/sec、Write 41MB/sec 程度では
満足していないのです〜

なぜって。。。
じつは、先日見つけてしまったのです[exclamation×2]

QNAP.jpg

QNAP TS-219P (Marvell 6281 1.2GHz)

QNAP TS-219P (Marvell 6281 1.2GHz)

  • 出版社/メーカー: QNAP
  • メディア: 
 ※Amazonの写真と実物はことなるようです。

さて、
QNAP TS-219P はいわゆる、NASなわけですが、
シーケンシャルリード、ライトともに70MB/sec などと
謳われているではありませんか〜[たらーっ(汗)]
しかも、安い・・・(^^;)

これまで、
Linux箱:18000円くらい
RAID箱:12000円くらい(HDD別)
な投資なので、手間を考えると、、すごくコストパフォーマンスが
いい気がします。。
機能も豊富ですしね。


この製品についてのレビューはいくつか見つけられますが、
たとえば、
を拝見しますと、、

RAID1で、

シーケンシャルリード65.70 MB/sec
リーケンシャルライト36.17 MB/sec

と、さすがにライトはともかく、リードはかなりいい線をいっています。

また、QNAPが公開しているベンチマークとして、

を引用しますと、
Samba Read  63.3MB/sec
Samba Write 27.6MB/sec
ということで、やはりそれなりのスピードがでるようです。

Linux箱+RAID箱 とはコンセプトが違いますが、TS-219Pの低価格ぶりが
目に入ってしまいますと、心中穏やかではありません[たらーっ(汗)]

Writeはともかく、Readの性能がQNAP TS-219Pに比べて大幅に
低いことが気になります。
FTPではそれなりの数字を出せていますので、やはりSambaがボトル
ネックになっていそうです。

これを改善する方法は2つ。

1.Sambaをさらにチューニング
2.Netatalkをチューニング
3.Linux箱の処理性能を向上させる

さてどうしましょうかね。。







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