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エステ

いろいろ言い方ありますが。。。ちょっと整理。 [他パフォーマンス改善]

ネットワークインターフェースを束ねる技術にもいろいろあるようで、
ちょっと調べただけでも。。

ボンディング Bonding
チーミング Teaming
リンクアグリゲーション Link Aggregation
ポートトランキング Port Tranking
EtherChannel

などなどの言い方があるようです。

何がどう違うのでしょうか??

* ボンディング=Bonding
これはどうやら、Linux地方の方言のようです。
bondには元来「まとめる」という意味がありますが、LinuxのBondingモジュールを
用いることで、一台のコンピュータに取り付けられた複数のNICを利用し、負荷分散と
冗長化に備える仕組みです。
設定ファイルのmodeにより、動きを定義できます。詳細は後述。

*チーミング=Teaming
NICアダプタの機能名称としてよく見受けられます。
Intel,3Com,Realtekなどの各ベンダーは専用のツールなどを提供しており、
それらを適用することで、一台のコンピュータに取り付けられた複数のNICを
仮想化した一つのNICとして通信することができる仕組みです。
各ベンダーにより機能はさまざま。

*リンクアグリゲーション=Link Aggregation
*ポートトランキング=Port Tranking
*EtherChannel
どれもネットワーク機器の機能名称としてよく見受けられます。
ハブの複数のポートを仮想化した一つのポートとして見立て、主にハブ同士の
通信速度の向上と冗長化に備える仕組みです。
ポートトランキングと言わず、単に「トランキング」ということも。
アライドテレシスではポートトランキング、CISCOではEtherChannelと
言われるようです。
IEEEではIEEE802.3adとしてLACP(=Link Aggregation Control Protocol)が
標準化されています。ポートトランキングに対応していても、LACP




LinuxのBondingモジュールの設定項目modeについての覚え書き

balance-rr または 0
ラウンドロビンポリシー:利用可能なスレーブ群の最初から最後までの
一連の順番でパケットを送出します。このモードは負荷分散と耐障害性
を提供します。

active-backup または 1
アクティブバックアップポリシー:bond 中の1スレーブのみアクティ
ブです。別のスレーブはアクティブなスレーブが障害になった場合のみ
アクティブになります。ネットワークスイッチの混乱を避ける為、bond 
の MAC アドレスは外部からは単一のポート(ネットワークアダプタ)に
見えます。
このモードは耐障害性を提供します。primary オプションはこの
モードの挙動に影響します。

balance-xor または 2
XOR(排他論理和)ポリシー:選択された転送ハッシュポリシーに基づい
て転送します。デフォルトのポリシーは単純です [(送信元の MAC アド
レスと送信先の MAC アドレスの排他論理和)をスレーブカウントで割っ
た余り]。別の転送ポリシーは xmit_hash_policy オプション(後述)経
由で選択できます。
このモードは負荷分散と耐障害性を提供します。

broadcast または 3
ブロードキャストポリシー:全スレーブインターフェースから全てのパ
ケットを送出します。このモードは耐障害性を提供します。

802.3ad または 4
EEE 802.3ad 動的リンク集合です。同速度および同じ二重設定を共有
する集合グループを作成します。802.3ad 仕様に従い、アクティブな集
合の全スレーブを利用します。
外への通信のスレーブ選択が送信ハッシュポリシーにしたがって行われ
ます。このポリシーはデフォルトの単純 XOR ポリシーから後述の 
xmit_hash_policy オプションによって変更できます。全ての送信ポリ
シーが 802.3ad 準拠(特に 802.3ad 標準のセクション 43.2.4 で要求
されたパケットの順番ミスに関して)である訳ではない事に注意して下
さい。異なるピア実装は非準拠の変容許容性があります。

前提条件:
1. 各スレーブの速度と全/半二重を回復するためのベースドライバに
おける Ethtool サポート
2. IEEE 802.3ad 動的リンクアグリゲーションをサポートするスイッチ

ほとんどのスイッチは 802.3ad モードを有効にする為の何らかの設定
が必要になります。

balance-tlb または 5
適応転送負荷分散: 特別なスイッチサポートを必要としないチャネル結
合です。送信は各スレーブの現在の負荷(速度に関連して計算されます) 
に従って分散されます。受信は現在のスレーブによって行われます。受
信しているスレーブが障害を起こした場合、別のスレーブが障害した受
信スレーブの MAC アドレスを引き継ぎます。

前提条件:
各スレーブの通信速度を得る為のベースドライバの ethtool サポート

balance-alb または 6
適応負荷分散: IPV4 通信の為の balance-tlb と受信負荷分散 (rlb) 
を含み、特別なスイッチのサポートを要求しません。受信負荷分散は 
ARP ネゴシエーションにより実現されます。bonding ドライバはローカ
ルシステムによって送信された ARP 応答の送信を出口で遮り、bond 内
のスレーブの1つの単独のハードウェアアドレスで (ARP 応答の)送信
元ハードウェアアドレスを上書きします。これにより、このサーバへの
異なる通信相手が異なるハードウェアアドレスを使うようになります。


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