Zabbix 1.8.1 を再インストールした後の設定とか [ZABBIX]
ubuntu を 9.10 から 10.04 へアップグレードした影響で
Zabbix が 1.6.4 から 1.8.1 へ上がりました。
その後の設定編です。
ブラウザから、
などとzabbixをインストールしたサーバにアクセスしますと、
ID:Passを聞かれますので、初期設定のAdmin:zabbixと入力して
ログインします。
1.6.4の時にはうまくいかなかったので、使わなかったのですが、
メニューの
Administration > Installation
からセットアップを行っていきます。
License Fileが見あたらないようです。ま、気にしないで、次へ。
Failが出ているところを修正します。
# vi /etc/php5/apache2/php.ini
memory_limit = 16M
↓
memory_limit = 512M
upload_max_filesize = 2M
↓
upload_max_filesize = 16M
post_max_size = 8M
↓
post_max_size = 32M
;mbstring.func_overload = 0
↓
mbstring.func_overload = 2
max_input_time = 60
↓
max_input_time = 600
# /etc/init.d/apache2 restart
これでOKです。
User:zabbix
Password:インストール時に入力したもの
まずはここまで
Zabbix統合監視「実践」入門 ~障害通知、傾向分析、可視化による省力運用 (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 寺島 広大
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 大型本
Zabbix の再インストール [ZABBIX]
ubuntu を 9.10から 10.04へアップグレードした際に、zabbixを1.6.4から1.8.1へアップグレードすると、うんともすんとも言わなくなってしまったので、、
再インストールします。。
まず、きれいに、アンインストールします。
# apt-get remove --purge zabbix-server-mysql
# apt-get remove --purge zabbix-frontend-php
# apt-get remove --purge mysql-server
途中で聞かれますが、データベースもきれいさっぱり削除してください。
インストール時に、同じテーブルがすでにあると、インストールに失敗します。
ココ↓デス
さて、インストールです。
# apt-get install zabbix-server-mysql
yesで。
パスワードはブランクで。
ここは適当なパスワードを設定。
再度入力。
# apt-get install zabbix-frontend-php
mysqlを選択。
先ほど入力したパスワードを入力。
再度入力。
# echo date.timezone=Asia/Tokyo >> /etc/php5/apache2/php.ini
# echo max_execution_time=600 >> /etc/php5/apache2/php.ini
# chown www-data:www-data /etc/zabbix/dbconfig.php
# chown zabbix:zabbix /etc/zabbix/zabbix_*.conf
# /etc/init.d/apache2 restart
# vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf
ListenIP=192.168.1.15 ← ZABBIXサーバのIPアドレス
以上で完了。
おつかれさまでーす
Zabbix統合監視「実践」入門 ~障害通知、傾向分析、可視化による省力運用 (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 寺島 広大
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 大型本
ubuntu 9.10 から 10.04 へアップグレードすると。。。 [Server software]
zabbix sever が大変なことになっています
ま、これはおいおい直すとして、、
/etc/init.d/samba あたりがよくわからないことになっています。
そのあたりだけ抜粋しますと。。
$ ls -la /etc/init.d
lrwxrwxrwx 1 root root 21 2010-05-10 18:31 nmbd -> /lib/init/upstart-job
-rwxr-xr-x 1 root root 3011 2010-03-11 01:57 samba.dpkg-bak
lrwxrwxrwx 1 root root 21 2010-05-10 18:31 smbd -> /lib/init/upstart-job
もともとあった、sambaはなぜか過去の日付でsamba.dpkg-bakにリネームされ、
あらたに、nmbdとsmbdが追加され、妙なところへのシンボリックリンクとなっている
模様。
どうやら、以前から、Debian系もsysvinitからupstartへの移行が進んでいる模様です。
ubuntu 10.04からはsambaもこの波に巻き込まれて、upstartから起動することに
なっているようです。
そのため、/etc/init.d/samba が廃止され、upstartから起動するデーモン類は
/etc/init/*.conf にそれぞれ書くことになります。
sambaであれば、
/etc/init/smbd.conf
/etc/init/nmbd.conf
sambaをソースからmakeしてインストールした場合は、実行ファイルの場所が異なり
ますので、書き換えが必要です。
# vi /etc/init/smbd.conf
description "SMB/CIFS File Server"
author "Steve Langasek <steve.langasek@ubuntu.com>"
start on local-filesystems
stop on runlevel [!2345]
respawn
pre-start script
RUN_MODE="daemons"
[ -r /etc/default/samba ] && . /etc/default/samba
[ "$RUN_MODE" = inetd ] && { stop; exit 0; }
install -o root -g root -m 755 -d /var/run/samba
end script
#exec smbd -F
exec /usr/local/samba/sbin/smbd -F
nmbdも同様。
ちなみに、upstartでは、デーモンの起動・停止なども
# start smbd
# stop smbd
と、簡単になりました。
これでソースからビルドしたsamba3.5.2もubuntu 10.04で動くようになりました。
ちなみに、同じくソースからビルドしたnetatalk2.1については、特に問題なく、
おそらく、netatalkはapt-getで2.0.x系をインストールしていないので、
アップグレードの影響を受けなかったのだと思います。。