内蔵 無線LANカードの換装 [Hostapd で無線LAN AP構築]
ZOTAC ZBOX NANO-VD01とHostapdで無線LANアクセスポイントをUbuntu 12.04上に構築しましたが、通信スピード向上のため、無線LANカードを換装しました。
しかたなく、ZOTAC ZBOX NANO-VD01で構築した無線LANアクセスポイントの環境をZOTAC ZBOX NANO-AD10に移行。といっても、全てUSBメモリ上に構築してあるので、差し替えるだけ。
もともと搭載されていたカードは、Atheros AR9285を搭載したBluetoothとのコンボカードでした。IEEE802.11bgn対応、1Tx/1RxでMax150Mbpsです。
これをAtheros AR9380を搭載して、IEEE802.11abgn対応、3Tx/3RxでMax450Mbpsなこちらに換装。
Mini PCI-Express(Half size)です。
上が標準搭載されていたもの、下が新しく入手したもの。
アンテナが1つから3つになったので、使わないBluetooth用のアンテナを一つ拝借して、さらにZOTAC ZBOX NANO-AD10でも使っていない、Bluetoothのアンテナも一つ拝借してきて、合計3つ!
ZOTAC ZBOX NANO-AD10から引きはがしてきたアンテナ。
左に貼り付けたのが、ZOTAC ZBOX NANO-AD10から拝借してきたアンテナ。
無事3つのアンテナを接続できました。
ところが。。。
新しいデバイスが認識されません。
lspciしても
01:00.0 Ethernet controller [0200]: Atheros Communications Inc. Device [168c:abcd] (rev 01)
と明らかにデバイスIDがおかしい。
調べてみると、デバイスの初期化が正しくなされず、正しいデバイスIDが取得されず、ドライバがロードされないことがあるみたい。
ためしに、ZOTAC ZBOX NANO-AD10に刺してみるとあっさり認識。
# lspci
Atheros Communications Inc. AR9300 Wireless LAN adaptor (rev 01)
Subsystem: Hewlett-Packard Company HB112AGN 802.11abgn 3x3 Wi-Fi Adapter
差し替え後。
これでよし。
ZOTAC AMD Fusion E350 APU搭載 コンパクトベアボーンPC ZBOXNANO-AD10
- 出版社/メーカー: ZOTAC
- メディア: Personal Computers